秩父侵攻!・・・・ですが、なにか? [go for a ride]

8月12日、世間はお盆真っ盛り。
喧しい電話の着信音も少なくて、どっしりと腰を据えて仕事が捗る事も、この時期出社する意義でありやす。
リーマンは、考えます。「んー・・・」
リーマンは、時間をたっぷり使って考えます。
「どっかに、面白そうな道ねぇーかな~」(・・・・。はい?)


机に向えど、PC画面はマピオン&グーグルマップ(←仕事しろ!)
「そう言えば、R299で秩父にでる時って行きも帰りも結構詰まんだよなぁ~」
武甲山南側のK73は、途中で途切れてるしなぁ
「ったく、R299で素直に秩父⇔横瀬⇔正丸峠しか道はないんかねぇ」(←仕事しなさい、仕事!)

 

ぶちぶち言いながらも尺度を上げていくと・・・・
うん!? 」(電球)

な、なんと通じてるではないか!(白い道だけど)
ふ~む・・・・。
ここを通ってR140に出れば、秩父を背後から攻め立てることが出来るはずじゃ。(←じゃ?・・・・。)

 

13日未明、目的となる路の起点である名栗渓谷を目指し、まずは上野原へ赴きK33こと桧原街道を目指す事とする。 全軍百歩前へ!(←兵隊はいませーん)
とりあえずK518で牧馬峠を越えて、神奈川CCをやり過ごしてK35をB3を西へ

迷いも無く西へ。
ただひたすら西へ。


・・・・・・・って。
「おい!」
我に帰った時には、もう都留迄来てしまったのであった・・・・・・・・
兵は、攻めるに易し引くに難し、と孫子の兵法に書いてある。(←で?)
よってK35を引き返すのは下策と言える。
ならばR20を右折して上野原・・・・もマズイな。(←どうしてマズイか解からない)
「ふ~む。。。。」
脳内リルートで楽しい路を検索した結果・・・・・

「ぽ~ん、この先直進、K712初狩に出て、R20を左折、笹子峠です」

で、でかしたぞ小僧。(←・・・・小僧。。。)
瞬時に導き出すこと、2010年製のサイバーナビでさえ足元にも及ぶまい。

 

この時期、中央道下り車線が盛り上がっていることこの上なく、併走するR20はガラガラです。
久しぶりに5速に入れても、爽快に走れる程のスピードを維持出来るので、
ここでAから「R20でこのままトンネル越えてっちゃえば。ガラガラなんだしさ」なる提案がありました。
すると、Bが「なんでだよ!このままトンネルで峠越えなんてつまんねぇーじゃん」と反対しました。
以下AとBのやり取りです。  脳内Fight!!

A:「ガラガラなんです・・・・・」
B:「な・ん・で・す。 けどぉ?」
A:「あ、いやガラガラなんで」
B:「な・ん・で。  からのぉ?」
・・・・・・・・・

A:「K212左折! 新笹子トンネルは通りません。」
B:「ですよねぇ~」
一体なんのやり取りかサッパリわかりませんが、脳内でBが勝った為、独壇場のK212をB3は我が物顔で登って行きます。

うりゃうりぁと、あっちゅう間に、山頂付近。

DVC00013.JPG

で、このトンネル。
中央ラインが引いてあり完全2車線と思いきや・・・

DVC00014.JPG


「・・・・・無理でーすっ!」

って言う響き、「OBでーすっ!」ってキャディーに言われるに等しいもんがあります。(何言ってんだか) すれ違いなぞ出きるわけがございません。
に、してもラインを引いている意味が解かりません。(バイク、チャリ用なのか?)

DVC00012.JPG
結局、車はおろかバイク/チャリ、人っ子一人会わずしてB3は再びR20と合流することに。
つい先日、ここから大菩薩峠へと向かったので、塩山からR140を北上して雁坂トンネルを越えて秩父へ向かうことにします。
でも確か、雁坂トンネルって700円程通行料がかかるはず・・・・。
脳内で、700円あれば・・・シェルピューラ5、6L→約45Km~の(・・・以下略)
「ね、値切れねぇーかな。無理だよな」(←あたりまえだ)ぶちぶち考えながらも、渋々R140に出てみると、前方遠くで一般車両を挟んでダンプが4、5台は連なっている模様。
「ナーイス!・タイミング♪」(泣)


“2速全開シヌキデ追い越せ”(←ボク、今度はCが出てきたのかな?)

 

それしかない。抜く! すべて抜く!

「な、アホな!。できるかぁ!」

この状況で金払って迄、ヅラヅラと雁坂トンネルを通る気持ちは毛頭ございません。

DVC00017.JPG
堪らずB3は、K31フルーツラインへと舵を切って甲府市街へ抜けて行きます。
市街迄来ると、混雑こそ知れているものの、信号に幾たびも引っ掛かかって面白くありません。
三度R20に出る交差点手前、信号待ちで車の往来を眺めていると右(長野方面)も左(東京方面)も混んでいそうです。
右折するか左折するべきかを考える事、黒木瞳か岡田奈々かと迷うに等しいものがあります。(←なんで、この二人なんだ?)

悩んだ結果。独りに絞れないので(ので、なのか?)、R20を跨いで直進です。
K36で鳥坂峠越えてR358を左折すれば精進湖畔。ここでもわざわざ反時計周りでR139に出て左折。(←ただの遠回り)
K21湖北ビューラインで西湖湖畔に沿って走りゃ富士西湖温泉“いずみの湯”。決してオーナーではございません。(誰も聞いてございません。はい。)
一っ風呂浴びた頃には“秩父”への思いは、温泉の湯気と共にすっかり消えて無くなりました。(←おいおい。)


時刻はAM11:00。さて、どうして帰るべか。
今迄、これと言った渋滞に遭わず比較的マイペースで走って来たけれど、つい先日走ったルートもダブって今一つスッキリしません。
とは言うものの、この界隈は勝手知り尽くしていて、脳内ナビで楽しい帰路を検索するものの、山中湖からR413か、都留からK35で帰るしか結果が出てきませんでした。
「う~む。困った」(←素直に真直ぐ帰りなさい!)

道志道で、帰るか。

取りあえず川口湖をやり過ごし、K717を忍野村へとB3を走らせました。
忍野村の民家を過ぎる頃、地元車両でしょうか、のらりくらり と前方を走るペースカーに行く手を妨げられ又、温泉効果も手伝って、眠たくなってきました。
ブラック・ブラックのタブレットをバリボリし、目薬を注す(事が出来る程超スローペース)ものの、
「キターーッ」(←古いですか?)とは成らず、地元と思しき先行車が効き目を和らげてしまいます。(眠)

と、ある曲がり角で、地元車両が右折しました。
私も帰るには右折なのですが、早くお別れしたくてB3を直進させます。
道なりに進んで行く事、いとおかし(←注:私は、理系出身です)

「おっ、これ行けんの? 行けんのんとちゃうん?」
やる気を取り戻すこと、いとおかし(←注:私は、理系出身です)

DVC00005.JPG

 


二十曲峠。 聞いた事がありません。
路面はお世辞にも良いとは言えませんが、時折コンクリートが新しく敷き直されていて意外に走れます。
この手の道、嫌いじゃありません。 ずぅ~とは嫌ですけどね。
道の名称はわかりませんが、えっつら・おっつら進んで行くと、K713に繋がってR139迄来ました。
今回は、黒木瞳も岡田奈々も右なので(意味不明)迷う事なく右折して都留方面へ(←あたりまえだ)
後は毎度の如く、古川渡の交差点を右折し、K35をしこたま東へと帰宅しました。

DVC00004.JPG

いやぁ~、適当(←決して、適して当てはまってない)に走る事は毎度なのですが、久方ぶりにこの道、飯3杯はいけます。(意味不明)
ぶらぶら走っている時に分岐で、道が分かれる度、或いは交差点(特に信号の無い)に出くわす時、
こっち行くとどうなのかなぁ、あっち行くとドコに出るんかなぁ。とワクワクしてしまいます。
で、行ってみると途中からとんでもない道になったり、通行止めでUターンするスペースが無くて延々とSUPER BACKを強いらたり・・・・
と、散々な思い出も多いのですが、こんな事があるからやめられまへん。

ルート奇跡

 


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suite-spiral

ballさん、こんばんは。

それにしてもballさん、狭い道が好きというか、狭い道に自然に引き寄せられる何かを持っているのでしょうね。脳内シュルピーラは、狭い道への扉を開くおまじないなのかも知れませんね(笑)

二十曲峠は私も聞いたことありませんでした。写真からするとそれほどコンディション悪くなさそうですね。

私はこの前、K35経由で大月に出て松姫峠へアプローチする際、朝日馬場を右折して、突坂峠(←E46/ALPINA乗りには著名な秩父の峠と同じ名前ですね)、鈴ヶ音峠のあるK509を抜けました。他の人にはお勧めできませんが、ballさんならいつかこのROUTEを脳内NAVIではじき出すかも知れませんね(笑)
by suite-spiral (2010-08-14 23:41) 

ball

suite-spiralさん、こんにちは。

表題の通り、本日名栗エリアから有間山の南側を通って、河沿いに浦山ダムへ抜けて、秩父迄走って来ました。帰路は「もう一丁、バッチコーイ」とはいかず、R299より正丸峠で帰りましが、時間は後者の方が圧倒的に早いです。(←あたりまえだ)

K35からR20の猿橋に抜けるK509を選択するあたりに同じニオイが漂います(笑) 私が20年程前に走った時は、確か殆どが砂利道で、パジェロに追い回された(涙)苦い思い出があります。
特に狭い道が好きって訳やないのですが、私は玩具で楽しく走る事さえ出来るのであれば、ステージはドコだって良いのですよ。

by ball (2010-08-15 15:31) 

wata

ふむふむ、ballさん、今度は秩父方面の山道を走ったのか。
この辺りも怪しい道がたくさんあるから面白そうだな。
記事を参考にして、オレもそのうち秩父へ走りに行

・・・って、秩父と全然違うところ走ってるじゃないですか(汗)。

しかしまぁ、もの凄い行き当たりバッタリっぷりですねぇ。
笹子の旧道は一度走ろうと考えていましたが、トンネルの写真を拝見してその想いを新たにしました(笑)。
この付近、イイ感じの山道がたくさんありそうですね。
いずれ探索に伺おうと思います。

by wata (2010-08-16 21:20) 

ball

wataさん、こんにちは。
ノリ→ツッコミ、ありがとうございます(笑)

E46ボディになって、たいぶ楽になりましたし、今後もパックマンを連想して、酷道であろうと走る所存です。
笹子の旧道、短いトンネル部だけ狭いんです。と言っても昭和33年に新笹子トンネルが開通する迄は、こちらが甲州街道だったんですよねぇ・・・。 あ、そうか。当時のクルマは幅が1m未満(以下略)
by ball (2010-08-18 00:02) 

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