野沢温泉-志賀高原 ドライブ [go for a ride]

王将で鱈腹食った夜、直江排水路に沿って走りだしたエンプティ・ランプの灯るB3Sに燃料を注入するべく、主要道路沿いに狙いを定めて、ガソリンスタンドを探します。
見附市から信濃川を渡って長岡市へと、二区間程の高速道路インターを国道で流し、無事に給油を済ますことができました。

長岡市街から、国道404号線を走ります。
道形に進んでいたハズですが、いつしか「そとば」が「403」に変わっていました。
まぁ、気にも留めずガンガン走り続けますが、そういえば、スタート地点の三条市から、信濃川沿いに走ったのも、国道403号線。

で、そのR403を走っていたハズなのに、いつの間にか国道352号線に乗っかっていました。
どこをどう、重複区間になっているのかワカリマセンが、程よい勾配にコーナーの連続、いくつもの小高い峠を越えていき、飽きることなく走れますので、消えては現れる国道403号線を、「道なり」に進みます(汗)。

やがて、国道253号線にどん突いて、再び消える403号。
気にせず箸に折れて253を西進し、松代の市街にやってくれば、「おにぎり」に記された403。
若番優先なのか、よくわかりせんが追跡を続けようと思います(汗)。

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松代を抜けると、幅員は狭くなり、アヤシイ道になっていきました。
標識を注視せず、「みちなり感覚」で走っていれば、分枝で国道403号線を外れて、新潟県道243号線を走っていました。
私は国道405号線の三方峠を越えて、南魚沼〇〇kmの青看板を見て、国道403号を外れ、尚且つ逆走していることに気づくことになるのです(汗)。

引き返した国道405号線で、首尾よく国道403号線に回帰できましたが、道中の狭隘っぷりたるや、とても国道を走っていると思えませんでした。
夜も更けて、交通量が皆無だったから良かったものの、離合の際には引くも進むも難しそうです(汗)。

安塚の集落で一息ついた幅員は、菖浦高原のキューピットバレイスキー場を過ぎると、再び狭隘路へと変貌しました。
このスキー場には、上越方面からアプローチして、過去に訪れたことがあります。
それでも、新潟と長野の県境方面は、冬季通行止めということもあって、向かうのは初めての試みなんですよね。
で、どんな道なのか楽しみで仕方ありません(笑)。

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人里を離れて、一切の街灯が無くなった闇夜を、4300ケルビンの純正HIDが照らす明かりだけを頼りに、狭隘区間を登坂するB3S。
この先が行止まりにでもなっていて、スーパーバックを強いられたら、それだけて夜が明けちゃうんじゃないかと、思わされる程の狭隘道路をグリグリと登って行きました。
キセノン・ライトが何も照らさない暗闇の崖っぷちカーブを曲がり、暗渠で小さな沢を渡る際の音に神経を尖らせました・・・・
開放したサイドウィンドーから、心地よい風がキャビンに運ばれてきますが、フロント・セクションに夏虫がバチバチとブチ当る音がリアルに聞こえるので、閉じました(汗)。
いやはや、ここまでくると、酷道っちゅうより、怪道です(笑)。

伏野峠や須川峠の縦走区間を越えて、ダウンヒル。 長野県に入りました。
路傍に生える草木のアーチが終わり、視界とともに幅員が開けた処でブレイク
車外に出るなり、燦々と降り注ぐ星々の光景に暫し放心状態になりました。
トランクから寝袋を取り出して、大の字に身体を横たえれば、時折吹き抜ける風の音がサラウンドシステムになった、まさにそこはプラネタリウム。
青森県の岩木山で野宿(汗)した際にも、流れ星の応酬に感動したのを覚えていますが、手を伸ばせば届きそうな距離に拡がるその光景に、赤名リカもビックリです(意味不明)。

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いつしか閉店したプラネタリウムのキャンバスは、ブルー一色に変っていました。
・・・・・・・・、おはようございます(汗)。


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イグニッションを捻り、フロントセクションが蟲だらけの(涙)B3をスタートさせ、国道403号線を下りていきました。
千曲川を渡り、国道117号線でアクセラレータを開放してのリバーサイド・クルージング。
そして、県道353号線にスイッチし、ヒルクライムを終えれば、野沢温泉村に到着です。

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野沢温泉村には、13箇所ほど外湯と呼ばれる共同浴場が在るようですが、スキーで訪れる冬場には、「大湯」など宿泊する旅館から近いところを選びがちなんですよね。
なので、シーズン・オフのこの季節は旅館街から離れた、「中尾乃湯」。
13箇所の内、いちばん広く感じられますし、ココが定番となりつつあります。

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源泉掛け流しの温泉とはいえ、腰をおろして浸かる迄が、毎度まいど難儀するクソ熱さは健在で、これぞ野沢温泉と思わされるものです。
その後入れ替わり立ち代り、地元のご老人達と談笑を交わしましたが、いったい私はどんだけ長湯したのでしょう(笑)。

くらっくら(汗)、な身体を何とか制御して、スキーシーズンを外すと全くやる気の無い野沢温泉街のメインストリートにて、ポカリとマウンテンデューを飲み干したところで、ダウン。
テンカウントを遥かに過ぎて起き上がり、B3Sをスタートさせました(暑)。

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さて、撤収しましょうかね。
関田峠を越え、光が丘牧場へと、県道95号線もスイートなルートなのですが、奥志賀スーパー林道を走ることにしました。
野沢の温泉街を背に、上ノ平高原へと標高1000mを超えて登って行きます。
灯篭木峠を越え、巣鷹湖の畔で放尿していると途中で立ち寄った、サンセットポイントにサングラスを置き忘れたことを思いだして引き換えしますが(汗)、栄村⇒木島平村へと山稜を縦走する、長野県道502号線を愉しんで、雑魚川渓谷沿いに県道471号線を嗜めば、奥志賀・志賀高原に到着しました。

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栃木県で高速を下り、福島県から新潟県、そして長野県と至る、自由気ままにツーリングをしてきましたが、今回も大いに楽しむことができました!


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総走行距離:1227.5km
平均速度:53.8km/h
平均燃費:10.0km/L

でした!


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コメント 2

zdm1929

こんにちは
うーむ、R404シビレますね~(>_<) サスガは400番台国道。
山に分け入ると流れ星の多さに驚きますよね。・・・と、言っても我が家からは30分も走ればそんな光景に出会えますが(^^;
お!この「野沢温泉」はあの「野沢温泉」ですね!ぬる湯42度・あつ湯46度の(滝汗)
by zdm1929 (2013-09-02 17:17) 

ball

zdm1929さん、こんにちは。

暗闇の隘路を走るのは、まるで「川口 浩探検隊」を彷彿させられましたが、大の字に寝そべって星を眺めるのも、これまた風流でした。

街には活気が無くても、温泉は数値以上に熱く感じる。
相変わらず、野沢は「の・ざ・わ」していましたよ(汗)。

ちなみに、ご自宅から30分圏内に「地雷」をこんもり埋めておきましたので、ご承知おきください(笑)。

by ball (2013-09-03 15:41) 

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