GWの箱根・伊豆ドライブ [go for a ride]

ゴールデン・ウィークも終盤にさしかかり、所用を終えた関西をあとにして、伊豆に泊まっている家人を迎え行きます。
無論「迎え」がてらに走る。ではなく、「走り」がてらに迎えに行く結末となることでしょう(笑)。
沼津ICでOUTして・・・・やっぱり西伊豆スカイライン!?




岡崎IC辺りで多少クルマの流れが悪くなったものの、事前のニュースで伝えられていたUターン・ラッシュ渋滞の餌食になることも無く、名神高速から東名高速を東へ快走する、BMWアルピナ。
ところがどっこいしょ。振り返れば、沼津はおろか御殿場ICをも通り過ぎています。
「コト」をスッカリ忘れてしまっており(汗)、一路神奈川の自宅へとB3Sを走らせていました。

なら帰ってシャワーでも浴び~の、一杯やり~の、ヒト寝入りして~の。
で、夜にでも行くかな。
にゃ、それじゃとうに渋滞がはじまっていて洒落にならんやろな・・・・
いっそ、電車で帰らすか・・・・ごにょゴニョ。

エニウェイ、大井松田ICでアウトした迷えるB3Sは給油を済まし、R255で小田原城下を経て箱根路に入ることに。
朝マック(マクド?)と、洒落込んだところで東の空が暁けてきました。

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未だ営業開始前の為に箱根ターンパイクを諦めて、ヒルクライムは箱根新道。
E92/BMW M3とランエボがエグゾースト・ノートを協奏させて去り下って行きます。
触発されるように右足を反応させようにもコチら上りは、チンタラ走行に付き合わざるを得ない状況下で辛抱たまりまへん(涙)。
プチ渋滞になっていた師団から抜け出すべく、登坂車線を待ってB3Sにムチを入れます。
その甲斐あって箱根峠に到るまで、マイペースにて気持ち良く駆け上がることができました。


朝霧に包まれた芦ノ湖畔でブレイク。
OBCに表示する「6℃」の先入観も手伝って、クルマを降りると凍えるような寒さです。
冷えた身体を温めようと、手を伸ばした車内に置かれたカップの中身はあんめまぁ、すでにレーコーと化してしまっていました。

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それでも、ちびちびと啜って(涙)、リ・スタート。
箱根峠からK20で、打って変わった快晴の下、湯河原峠を経て十国峠までを往復し、K75を程好いペースで前を走るRX-8にB3Sを委ねたら、ホワイトアウトと化した大観山のトーヨータイヤ・ビューラウンジに到着です。
世界遺産に登録が確実視されているらしい、その富士の姿もドコにもありませんでしたが、放尿を済ませてB3に戻る頃にはスッカリその勇姿を拝めるようになっていました。
山の天気は変わりやすい、とは云うものの豹変ぶりには魂消ました。
でもやっぱり眺めていいもんですなぁ、富士山って。

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クリアな状況を見計い、K75(椿ライン)でダウンヒル開始。
BMW E46ベースの B3 3.3や先のエイトの他は、バイクとすれ違うばかりです。
オレンジラインを下り湯河原の街で折り返すも、バイクの群に埋もれるB3S。
挟まれたB3の車内で携帯が鳴り、「ぼちぼち伊豆に入るよ。 あぁ、(昼そっちで)たべるよ。」
「かーあさ~ん!とーうさん、もう着くってよ~」
なんて後ろで聞こえたような。(名古屋とでも言っときゃよかったかな・・・ぼそボソッ)。
家人とのそんなやりとりをしながらの、ヒルクライムとなっていました。

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さ、そんじゃオーラスは伊豆スカイラインを流して家族の元へと参りましょう!
ということで、ゲートで料金徴収係の兄ちゃんに「終点の天城高原まで。」
と本来は言わなならんのですが、なかなかどうして。コレがムズカシイ。
いったいどの口が宣うのでしょうか、「韮山峠まで」と口走っていました。
どうやらこのひと、超遠回りしてでも西伊豆スカイラインを走る気でいるようです(汗)。
いやはや、こまった・困った、オレ(笑)。

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で、200円しか払ってないのですから当然、韮山峠でアウト。
ゲートでオッサンにチケットを渡して、B3Sは富士見パークウェイを西進します。
もとは有料道路だったということもあって、完全2車線の全面舗装道路。
ヘアピン・コーナーが随所にあるなどスパイラルな道ですが、コレはこれで走らると愉しいんですよねぇ。
本来、沼津ICで降りて西伊豆スカイラインを往復し、この富士見パークウェイを経由し伊豆スカイライン。との構想で関西を後にしているものですから...。
ま、「向き」は逆でも初志貫徹、といったところでしょうか。(そうか?)
エニウェイ。
啼くタイヤを押さえ込むように駆け下ったら韮山。
朝日が水面にキラキラと輝る、狩野川のほとりでブレイクしました。
クルマを降りれば、さわやかな風が身体を吹き抜け、背筋を伸ばせば涙でるほどの大あくび。
「ふぁぁあああ。アクビちゃん(by ハクション大魔王)でちゃったやん・・・・
いやいや、でちゃったやあらへん(汗)。」
B3Sのイグニッションを捻り、先を急ぎました。

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修善寺道路を経由して、K18へスイッチ。
だるまやまレストハウスを通過して、戸田峠の交点を左に舵を切ったら、土肥(船原)峠⇒風早峠⇒仁科峠と、フロントガラス一面を青空のスクリーンに、3速⇔4速で稜線を一気に駆け抜けました。。
アルピナ・エンジンを解き放ち、咆哮サウンドに水を差す携帯着信音にちょっピリ心痛めますが・・・・
ま、いっか(笑)。

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で、西天城高原で予定外のブレイク。
ビコーズ、受話器にむかって「かくかくしかじか」(汗)。

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バイク乗りの人達の蹲った姿をよそに、異なる汗を拭ってくれるひんやりとした風がとても心地よく、宇久須の港越しに駿河湾を望み、背筋を伸ばせば・・・・以下略(汗)。
土砂崩れで長らく通行止から復旧した県道410号(仁科峠宇久須)を、気分だけでも疾風の如く駆け下りたら、ノンストップで家族の元へと向かった2013年、ゴールデン・ウィークのトワイライトでした(合唱)。

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走行距離:886.0km
平均速度:74.8km/h
平均燃費:9.3km/L           でした。



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コメント 4

Makorin(^_^)v

相変わらず平均速度はやっ!!!w
タイヤの溝が珍しくたくさん残ってるような・・・・www
by Makorin(^_^)v (2013-05-08 20:32) 

ball

Makorinさん、こんにちは

・・・・笑。
いやいや、行程の殆どを高速道路が占めていましたから(汗)。
上手なひとは、あまりタイヤに負担を掛けずにクルマを走らせられますよね。
溝が無くなるたびに、次回は長持ちさせようと思うのですが、なかなかどうして(涙)。

by ball (2013-05-09 07:23) 

zdm1929

こんにちは
うーむ、いいですねぇ、抜けるような青空と箱根♪ しばらく拝んでません(涙)
エニウェイ(笑) 椿ライン懐かしいなぁ。昔ココでZRX1100のフロントフォークをへし折ったことがあります(遠い目)

そう言や、タイヤ換えられたんですか?今度は何にしたんでしょう(^^)
by zdm1929 (2013-05-09 17:19) 

ball

zdm1929さん、こんにちは。

かの初日の出の時にも八王子インターでチョッパーへし折られたんですよね?
モチ、冗談ですがワイルドな語り種、いろいろもってますねぇ(笑)。

同銘柄で履き替えています。
エボリューションな走り、継続していますよ(意味不明)。

by ball (2013-05-10 11:22) 

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