奥多野 ドライブ [go for a ride]
で、なぜだか始まりはAM7:00前の関越道嵐山PA(汗)。
相変わらず、関越道下り方面の追い越し車線を占拠するお気楽観光車輌には閉口もんですが、
なんとか間に合いました。
なにやら敷居を下げ、間口を拡げたアピールに応じてみることにした次第です。
にもかかわらず、「なにしにきた」ってくらいな応対にビックリするも悲しくて、ガラスのハートには罅が入りますが、追い討ちをかけるが如く艶やかにつるん・つるんのB3Sが履くタイヤを遠巻きに
「馬鹿みたいに走ってんじゃねぇよ」
「雨降ったら危ねぇじゃねぇかよ」
などの、罵倒の嵐。
更にはどさくさに紛れて
「この、間男!」
「金返せ!」
などの台詞も聞き逃さず、ここぞとばかりに村八分な吊るし上げ(涙)。
「そんなぁ、折角来たのにあんまりだぁ」
罅が亀裂となってガラスのハートを散々痛みつけられますが、ガラスはガラスでも、防弾ガラスな故に割れるには至りませんでした。
まぁ、いいや・・・・
各自マイペースな心得は暗黙の了解としても、飛び出でて行った関越道からして
跳ね上がっていく、インパネの各計器に胸を躍らせて花園ICでOUT。
長瀞/皆野町に入り閑散とする県道を走らせて行くと、OBCが指し示す外気温こそ+表示なれど、どうも路面が怪しい。
秩父鉄道沿線の踏み切りは、うっすらと白化粧が施されていました(怖)。
時期が時期なものですから、陽のあたる部位はまだしも、当然日陰となる山間でのカーブなどは凍結が懸念されるが故どうやら、路面と相談しながらのドライブとなりそうです。
ま、私はそれ以前にタイヤと相談・・・・する間なくただ必死でついて行くなんですけどね......(涙)
あっちゅう間に山間に入って行くなど、集まった面子なだけに、車窓に流れる風景がめまぐるしく変わる事にはもう、慣れっこなのですが、初冬晴れも手伝って、鋭く張り詰めた空気が冴え渡るなれど、無風が功を奏したのか放射冷却も最小限に留まったようで、この早朝な時間にして麓よりも気温が高く路面コンディションは寧ろ良いようです。
これを地学上、山篭り効果と言います。(←いや、違う)
それは同時に、前を走る2台が私から遠のいて、後ろからはE36 B3に迫られることも意味します(汗)。
気持ちは懸命なれど、所によっては砂溜まりや落ち葉などに乗り上げて、立ち上がりでアクセル吹かそうにもスカスカのスカポンタン状態。 ありがたくもお節介な電子制御が介入しているようです。 タイヤには厳しいのですが運転技術向上の為にも、またこれ以上置いてきぼりを喰わない為にも、バックミラー越しに E36 B3 がこれ以上でかく写らない為にも、働く父ちゃんは震える指でDSCボタンをPUSHして頑張りました。
つっても、登坂道だけの話なんですけどね(汗)。
前を走る root-tさんがハンドルを握る B6 2.7 は、crouching style なツラ構え。
「これでもか!」って位にロールして曲がって行くクルマの挙動には、感動すら覚えるもんがあります。
時折R厳しいコーナーなどで目の当たりするその勇姿たるや、フロントスカートが地を這っているようにすら見え、路面に影を映しません(汗)。
単純なストレートでは、排気量が大きくトルク/馬力に勝る 年式若い E46 B3S が速いのは当たり前。
さすれど、視界遠くに離れていくのは、やっぱりドライバースキルの差が齎す所以なのでしょう(涙)。
歳を重ねるごとに、スピード狂な運転をすることによって得られる快感よりも、スムーズ且つリズミカルに運転をすることが楽しみになってきた私にとっては、毎回思うのですがブレーキのタイミングやラインのとり方など、上手な運転をされる方の後ろを走ると学ぶべき事が多く、大変貴重な財産となっています。
時給120ペソ位で、助手席に乗って頂いて是非ご指導賜りたいものです。
で、頭を走るwataさんのB3は、どのカーブをクリアしても視界に遠く・・・・てか、視界に入りません(汗)。
どうやら、マイペースな快走にて気持ちよく駆け抜けて行ったのかと思われます。
気持ち良過ぎて、そのまま能登半島にでもまた行っちゃってなきゃ良いのですが・・・・。(←な、わきゃねぇか)
まぁ、いいや・・・・
土坂峠をやり過ごし、R462沿いは道の駅:万葉の里にてブレイク・タイムを過ごした後、R299⇒K124と舵を切って、開店前の浜平鉱泉『しおじの湯』に到着し、ゆるりと脚を伸ばして浸かれば極楽浄土。
ふと、徹夜明けで走りに来ている事に気づかされドッと疲れが押し寄せますが、走り放題な道とペースが速い皆さんとともに走るB3Sのハンドルを握れば、そんなの忘れ去ってしまいます。
しっかし、外気と湯温が絶妙にまいちっんぐマチコして、気持ちが良過ぎて長居をしてしまったせいか、頭がボ~ッとして参りました。
ま、私はいつでもボ~ッとしているんですねどね。・・・・ (←ほっとけ)
まぁ、いいや・・・・
昼食は『峠のうどん屋 藤屋』。 過去に夜な夜な幾度と店の前を通っているのですが、食すのは初めてです。(たぶん)
店内に敷かれた畳な床は抜けているなど、外観からして醸し出す雰囲気を裏切りません。 長いコト待ってありつけたうどんは、素朴なれどしっかりダシが効いており、喰いごたえ十分な量に大満足。
どこぞのblog・・・いや(汗)、冊子やTVなどのメディアでも採り上げられたせいなのか、店内は大繁盛な様子。 着座して、品を待つ間にも絶えず訪れる来店者に、終了な旨を詫びている店のご主人な声が幾度と聞こえていました。 予約なTELを入れていなければ、開店している確率も五分五分な上に、行ったところで喰いそびれていたかも知れません。
ま、現在は逃したとこで『イノブタランチ』と言う保険があるんでしょうが。
腹を満たした一行は、R299沿いの上野村ふれあい館にて暫しの休息。
周りを囲む山々の木々は、すっかり落葉を済まして冬支度。言葉通りの裸山。(←違うんじゃね)
差し込む零日と厳しくもおだやかな天候で心地良く、そんな至福な週末のひと時と月曜日からの仕事の狭間でなんとも悩ましい気持ちに苛ませられます。
時刻も14時に迫っており、行楽帰りの渋滞を懸念して帰路へ向かうことにしました。
R299⇒R462と繋いで、今度は群馬県側からのK71で土坂峠越え。
スパイラルカーブを抜けて向こう正面から第3コーナーにかけて各車一斉にムチが入ります。
未だ消化していない、峠のうどんを胃の中でシャッフルしながら
ただ・ただ B6 2.7 のテール・ランプだけを見失わないように一生懸命に右に左に、とステアリングを燻らせました。
因みに配当金は一切出ませんので悪しからず。
で、下りきったパーキング・スペースにて最後の集結。
暫しの談笑後解散となり、日常を求めてroot-t/wataさんは花園ICへ
suite-spiralさんと私は熊狩りへと各々帰宅の途へ消えていきました。
メンバーにも恵まれて、今回も楽しい時間を過ごすことが出来ました。
ありがとうざいました。
※走行の軌跡(特に前半部分)に若干の相違があるかと存じます。 予めご了承下さい(伏)。
毎週、走りまくっていますね。(5週連続か)
全く、恐れ入ります。
それに、万全でないコンディションのB3S、スリック状態のPS2で普通の人は走りには行きませんよ。(笑)
やはり、仕上げはソフトクリームですね。
早く、復帰せねば・・・。(決意)
by M郎 (2010-12-08 22:19)
私の318じゃ、置いて行かれること確実です…。
せめて燃調でもセッティングしてから参加させていただこうかと思います。
でも、アルピナで山道、楽しいでしょうね!
by masarun318 (2010-12-08 22:47)
「非日常出口」にいったい何人気づくのでしょうか…(笑
by goyan (2010-12-08 23:30)
今回も楽しそうなルートですね!
私も車の原点は「峠」なので拝見しているだけでウキウキしてきちゃいます。
私も色々な遊びの〆はソフトクリームです! (^^
by レイリー (2010-12-09 12:37)
M郎さん、こんにちは。
M郎さんの遺志なる賜物です。(←勝手に殺すなって)
スリック状態のPS2は、おっかなビックリで走らせていますが、これが意外や意外と走れるんですよね...
ま、それだけにヘタレな運転しかしていない事が証明されております(涙)。
ミッション問題を解消させたら・・・・ますますヘタレ具合が実証されること請け合いです(号泣)。
また、心からお詫び申し上げなければなりませんが、私は今回ソフトで〆ませんでした(平伏)。
海老蔵さんじゃあるまいし、とっとと復帰しておくんなまし(願)。
東京ナイトからですか(笑)
さぁ、朝練行きますよ! まずは4週目指して、1週から積み重ねて行きましょう(笑)!
お大事に。
by ball (2010-12-09 13:43)
masarun318さん、こんにちは。
いやいや、速さは問題ではございません。
競争しているわけじゃあるまいし(笑)。
皆で同じ目的地に向かって、楽しく走れればそれで良いんだと思っておりますので是非ご一緒下さい。コメダでも(笑)。
燃調のセッティング・・・ですか(驚)。
ま、まさかニトロとか積んじゃうのですか?
何でもこなすmasarun318さんですから、あながち・・・・(怯)。
by ball (2010-12-09 13:44)
goyanさん、こんにちは。
いえいえ、goyanさんに拾って頂けただけでも、苦労(30分位かかりました)が報われましたよ。
ありがとうございます(笑)。
by ball (2010-12-09 13:44)
レイリーさん、こんにちは。
仰るとおり、「峠」を走らすと実に楽しいですねぇ。
時間ある時は高速やトンネルを避けて、わざわざ旧道での峠越えを選択してしまいます(汗)。
後日記事にする予定ですが、帰路もレイリーさん宅方面へ峠を楽しく越えて行きますので、よろしければまたお立ち寄りくださいね。
ソフトクリームは、悔しいかな私は今回パスしてしまいました(涙)。
by ball (2010-12-09 13:47)
B6 2.7 のボンネットの開き方がなんともシブイくてカッコいい!
何年経ってもいいものはいいですね!
by タカ (2010-12-09 19:52)
日曜日はお越しいただきありがとうございました。
凍結がちょっと心配で、心配しているくせに皆さんを奥多野へお連れしたのですが(笑)、ほぼ大丈夫な感じでとても楽しかったです。
しかし、今回もまたもや大阪から走りに来られた挙句、解散後は再びワケのわからない山道へ向かったとか・・・。
常軌、逸しすぎです(汗)。
by wata (2010-12-09 21:23)
非日常・・・・私も気が付きましたけど・・・・www・・・・ただ・・・携帯では残念ながらわかりませんでしたけど・・・
しっかし・・・・みなさんホイールのお手入れはどうしてるんでしょうねぇ・・・www
by Makorin(^_^)v (2010-12-09 21:29)
タカさん、こんばんは。
カッコいいですよねー。
E46と比べてもコンパクトで、独りで走るサイズにはこれ位の方が良いかもしれません。
数値では表せないオーラが放たれていて、後ろを拝みながら走れて幸せでした(笑)。
by ball (2010-12-09 22:03)
wataさん、こんばんは。
パイロット役ご苦労様でした。
信号で止まる度、路面をチェックされているなど、季節柄とても気苦労多かったのではないでしょうか。
今回もそんなwataさんの先導なお陰もあって、楽しい時間を過ごさせて頂きました。
ありがとうございました。
解散後も空いている田舎道を選んで走りましたので、運転を楽しみながら帰れましたよ。
by ball (2010-12-09 22:05)
Makorinさん、こんばんは。
細かくご覧になって頂いたご様子で感謝の念が絶えません(笑)。
ありがとうございます。
ホイールの手入れは、寒いし時間もかかるし疲れるし・・・
私は、ボディケア同様テキトーに済ませてしまっています。
クルマの見せ合いっこする仲ではないので、多少の汚れや飛び石キズの跡など、あまり気にせず参加できるので助かっています。
でも、私の場合もう少し美観意識を持たねばなりませんね(笑)。
by ball (2010-12-09 22:12)
ballさん、先日はありがとうございました。
ballさんのスリックタイヤぶりにも驚かせられましたが、PS2のALPINA専用品には、見えないゴムの中にALPINAステッチのラインが入っているという新しい発見がありましたね。前人未到の境地まで剝いて初めてわかったことでしたが(笑)
名栗湖へ続く往路の林道は滑落による通行止めが残念でしたね。でも、通行止めからの帰路のダウンヒル、ballさんに後ろから眺められて隠しようがありませんでしたが、あの林道のダウンヒルがいちばんドライビングに集中したかもしれません。あのぐらいのタイトさがちょうどいい感じです、私には。もちろん、落石はno thanks ですけどね(笑)
また、そのうちに軽く、行きますか。。。
by suite-spiral (2010-12-10 00:49)
ballさん、こんばんは。
先日はお疲れさまでした。
それにしても、あのタイヤであれだけ走るとは・・・。滑ってたんじゃないでしょうか?
おまけに、帰りには名栗湖とはどう考えても走りすぎでしょう。
これからは凍結もひどくなるので、タイヤは早目に換えたほうがいいと思いますよ!
by root-t (2010-12-10 17:52)
suite-spiralさん、おつかれさまでした。
いや、お久しぶりでした。
ALPINAステッチの入ったPS2は、道理でNicoleで購入装着すると馬鹿高いわけです。
って、違うんですけど(汗)。
でも、さすがにココまで走らせれば、減価償却できたのではないかと思っています(笑)。
Uターンしてからの余りの速さに「えっ、えっ、えぇ~えええ」てな感じで、置いてきぼりを喰いました。
その先は温泉で風邪をひいてしまったようで、ボ~っとしていてあんまり覚えていないのですね...
「軽く」。ですか...???
人によって解釈が違うと思いますが、suite-spiralさんの「軽く」は・・・・(←人の事言えた義理か?)
by ball (2010-12-11 00:50)
root-tさん、おつかれさまでした。
久方ぶりにご一緒できて、嬉しかったです。
B6 2.7が醸し出す排気な音色が素晴らしくて、少し窓を開けて後ろを走らせて頂きました。
お陰でちっともB3Sのエンジン音が聞こえませんでしたけど(笑)。
root-tさんのライン取りを真似させて頂いていたせいか、騙し・だましなれど、意外や意外に走れました。
でも、DSCの介入は明らかに早くなった気がします(汗)。
仰るとおり、そろそろタイヤ換えないとダメですね(涙)。(←いや、とっくにか。)
by ball (2010-12-11 00:51)